沖縄県の誇りだね、金メダルおめでとう。『空手喜友名諒が金!練習常に命がけ「稽古一瞬でも気抜いたら死を意味する」』
空手喜友名諒が金!練習常に命がけ「稽古一瞬でも気抜いたら死を意味する」 …喜友名諒(31=劉衛流龍鳳会)が故郷沖縄に初めての金メダルをもたらした。ダミアン・キンテロ(37=スペイン)との決勝は、力強いオーハンダイの演武で2… (出典:日刊スポーツ) |
喜友名諒(31=劉衛流龍鳳会)が故郷沖縄に初めての金メダルをもたらした。ダミアン・キンテロ(37=スペイン)との決勝は、力強いオーハンダイの演武で28・72点をマークし、優勝した。追加種目の空手にとっても初の金メダルとなった。本命選手が崩れる傾向があった今大会で、世界選手権3連覇の王者は崩れなかった。64年東京五輪は、米国からの返還前で沖縄の選手は参加できなかった。沖縄としても、初の東京五輪で悲願をかなえた。
「最後の金メダル空白県」だった沖縄に、沖縄発祥の空手で、喜友名が栄冠をもたらした。金メダルは2年前に57歳で亡くなった母の願いでもあり「約束をしっかり果たしたい」と胸に刻んで、悲願をかなえた。
世界選手権3連覇中、全日本選手権9連覇中。世界最高峰のプレミアリーグでは12年9月から19度優勝し、ギネス記録にも認定された。今大会前半に本命選手が崩れるケースがあったが、喜友名には無縁だった。
5歳で空手を始め、中2で全国大会の形で優勝。中3で「先輩方が切磋琢磨(せっさたくま)している」と当時の劉衛流に入門した。まだ体は細かった。女子団体形で世界選手権Vの経験を持つ“姉弟子”豊見城さんは「目がくりくりしてかわいかった。でもどんな大舞台でも堂々としていた。心臓に毛が生えているんじゃないかなと思った」
代表合宿や試合以外は、沖縄で技を磨く。師と仰ぐ佐久本嗣男氏との練習は常に命がけだ。「稽古のなかで一瞬でも気を抜いたら、死を意味すると思え」と佐久本氏。同門の後輩、上村拓也(29)は「試合よりも、佐久本先生の前での演武することが1番緊張する」というほど。そんな練習を約15年、正月も休むことなく365日続けてきた。
形の絶対王者だが、学生時代は組手で試合にも出ていた。現在でも道場で打ち込みはする。分厚い胸板で、相手を圧倒したという。上村は「フィジカルが強いので、相手がぶっ飛んじゃう。組んだとき『岩』と感じた。動かない」と舌を巻く。そんな男が妥協なく、形に全精力を注いできた。
剛直なだけではない。表現力の向上を目的に、琉球舞踊を取り入れた稽古も恵贈する。「柔らかい膝の使い方や力の入れ方の強弱、目線の使い方などは空手に生かせる」。沖縄の空手と伝統舞踊を融合させて金メダルをがっちりつかんだ。
武道家として、心に刻んできた言葉がある。
「一眼(いちがん)、二足(にそく)、三胆(さんたん)、四力(しりき)」
剣道などに伝わる金言。武術で大切な順に、相手の思考や動きを見抜く力、足さばき、動じない精神力、力強さ、という意味を持つ。そのすべてを自分の形に込め、ついに沖縄に金メダリストが誕生した。【益田一弘】
喜友名諒 本当にこの舞台に立てていることに感謝したい。沖縄の子供たちに、夢を諦めずに追い続ければしっかり達成できるところを見せられた。
◆経歴 1990年(平成2)7月12日、沖縄市生まれ。興南高-沖縄国際大。
◆野球少年 小学時代は空手と野球を掛け持ち。ポジションはサードやレフトなど。中学から空手一本。
◆師匠 中学3年時に、世界選手権3連覇などの実績を持つ劉衛流の佐久本嗣男氏のもとに入門。
◆頭角 大学3年時に全日本学生選手権で優勝。4年時に国際大会に挑むが、2位や3位止まりが続く。
◆世界一 14年世界選手権で初優勝。その後、16年18年と3連覇し、恩師の佐久本氏の記録に並ぶ。
◆主な演武形 アーナンダイ、オーハンダイ、オーハン、アーナン。
◆カラオケ 姉弟子の豊見城あずささんによれば、「喜友名は歌が上手。声が高く、西野カナの『トリセツ』を歌ったりもする」
◆身長、体重 170センチ、80キロ。
「最後の金メダル空白県」だった沖縄に、沖縄発祥の空手で、喜友名が栄冠をもたらした。金メダルは2年前に57歳で亡くなった母の願いでもあり「約束をしっかり果たしたい」と胸に刻んで、悲願をかなえた。
世界選手権3連覇中、全日本選手権9連覇中。世界最高峰のプレミアリーグでは12年9月から19度優勝し、ギネス記録にも認定された。今大会前半に本命選手が崩れるケースがあったが、喜友名には無縁だった。
5歳で空手を始め、中2で全国大会の形で優勝。中3で「先輩方が切磋琢磨(せっさたくま)している」と当時の劉衛流に入門した。まだ体は細かった。女子団体形で世界選手権Vの経験を持つ“姉弟子”豊見城さんは「目がくりくりしてかわいかった。でもどんな大舞台でも堂々としていた。心臓に毛が生えているんじゃないかなと思った」
代表合宿や試合以外は、沖縄で技を磨く。師と仰ぐ佐久本嗣男氏との練習は常に命がけだ。「稽古のなかで一瞬でも気を抜いたら、死を意味すると思え」と佐久本氏。同門の後輩、上村拓也(29)は「試合よりも、佐久本先生の前での演武することが1番緊張する」というほど。そんな練習を約15年、正月も休むことなく365日続けてきた。
形の絶対王者だが、学生時代は組手で試合にも出ていた。現在でも道場で打ち込みはする。分厚い胸板で、相手を圧倒したという。上村は「フィジカルが強いので、相手がぶっ飛んじゃう。組んだとき『岩』と感じた。動かない」と舌を巻く。そんな男が妥協なく、形に全精力を注いできた。
剛直なだけではない。表現力の向上を目的に、琉球舞踊を取り入れた稽古も恵贈する。「柔らかい膝の使い方や力の入れ方の強弱、目線の使い方などは空手に生かせる」。沖縄の空手と伝統舞踊を融合させて金メダルをがっちりつかんだ。
武道家として、心に刻んできた言葉がある。
「一眼(いちがん)、二足(にそく)、三胆(さんたん)、四力(しりき)」
剣道などに伝わる金言。武術で大切な順に、相手の思考や動きを見抜く力、足さばき、動じない精神力、力強さ、という意味を持つ。そのすべてを自分の形に込め、ついに沖縄に金メダリストが誕生した。【益田一弘】
喜友名諒 本当にこの舞台に立てていることに感謝したい。沖縄の子供たちに、夢を諦めずに追い続ければしっかり達成できるところを見せられた。
◆経歴 1990年(平成2)7月12日、沖縄市生まれ。興南高-沖縄国際大。
◆野球少年 小学時代は空手と野球を掛け持ち。ポジションはサードやレフトなど。中学から空手一本。
◆師匠 中学3年時に、世界選手権3連覇などの実績を持つ劉衛流の佐久本嗣男氏のもとに入門。
◆頭角 大学3年時に全日本学生選手権で優勝。4年時に国際大会に挑むが、2位や3位止まりが続く。
◆世界一 14年世界選手権で初優勝。その後、16年18年と3連覇し、恩師の佐久本氏の記録に並ぶ。
◆主な演武形 アーナンダイ、オーハンダイ、オーハン、アーナン。
◆カラオケ 姉弟子の豊見城あずささんによれば、「喜友名は歌が上手。声が高く、西野カナの『トリセツ』を歌ったりもする」
◆身長、体重 170センチ、80キロ。
(出典 @TERU0608RUN)悠@福岡GLAYER
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(出典 @777tabito)大友 健
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