陸上男子400m金メダルおめでとう。『佐藤友祈、栄冠の先へ プロ転向の険しい道 「パラ広げる」使命』


佐藤友祈、栄冠の先へ プロ転向の険しい道 「パラ広げる」使命
 東京パラリンピック第4日は27日、陸上男子400メートル(車いすT52)が東京・国立競技場で行われ、2大会連続出場の佐藤友祈(31)=モリサワ=が…
(出典:毎日新聞)


東京パラリンピック第4日は27日、陸上男子400メートル(車いすT52)が東京・国立競技場で行われ、2大会連続出場の佐藤友祈(31)=モリサワ=が55秒39のパラリンピック新記録で金メダルを獲得した。この種目で世界選手権3連覇中の佐藤は、パラリンピックでは初めて栄冠を手にした

フィニッシュ直前、宿命のライバル、2016年リオデジャネイロ大会金メダルのレイモンド・マーティン(米国)を抜き去った。「5年……」。リオ大会からの日々を思い、佐藤は声を詰まらせた。

 障害の程度が重いクラスで競技を続ける佐藤は今年2月、大きな決断をした。仕事と競技を両立させられる恵まれた環境を離れ、プロに転向。コロナ下で険しい道を選択した裏には、次代を担うパラアスリートに伝えたい思いがあった。

 21歳で脊髄(せきずい)炎を発症し、両脚だけでなく、左手にもまひが残る佐藤だが、「僕は歩けないだけ」と常に前向きに取り組んできた。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックで銀メダルを獲得するなど第一線で活躍してきたが、手指の曲げ伸ばしが難しい選手が対象のクラスでレース内容が迫力に欠けるとされ、あまり注目はされなかったという。

 それでも好記録を出せば注目度は上がると信じてきたが、18年7月、決定的な出来事があった。1日に400メートルと1500メートルの2種目で世界新記録を樹立したものの、「ニュースの扱いが小さく、自分が認知されていない事実を突きつけられた」という。

 岡山市内の人材派遣関連会社でフルタイムでの勤務をしながら競技を続け、コロナ下で東京大会が1年延期されたことで、改めて認知度を上げるためにできることを考えた。導き出した答えは、自由に意見を発信し、競技で生計を立てる「プロ」になることだった。

 そんな佐藤の考えに共感し、プロ契約を打診したのが文字フォントの開発・販売を手掛け、視覚障害のある人への書体づくりにも取り組むモリサワ(大阪市)。森沢彰彦社長は「彼にはパラスポーツを広める能力がある」と支援を約束した。

 パラアスリートのプロ転向は、陸上の片脚義足クラスなど障害が軽いとされる選手が多かった。異例とも言える挑戦だが、「僕が活動の幅を広げることで『車いす陸上の選手になりたい』と思う人たちが増えれば」と願っている。

 病気のためふさぎ込んだ12年ロンドン・パラリンピックの頃、テレビで見たパラアスリートの姿に感化され、自らの可能性を広げようと決意した。今度は自らがロールモデルとなるべく挑戦は続く。【岩壁峻】




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