これだけ大掛かりなイベントだから当然政治も金も動く、計り知れない金は誰の懐に!『五輪アスリートに評判上々の選手村食堂 受託先が「50年1社独占」のナゾ』


東京・晴海の選手村で約700種類の食事を提供している大食堂。五輪に参加する国内外のアスリートからの評判も上々のようだが、驚くのはその受託先の企業グループ。ナント、53年前のメキシコ大会以来、五輪とは切っても切れない、深~い関係にあるのだ。

選手村で食事や軽食を提供しているのは、給食大手のエームサービス(東京)。大会組織委員会との契約金額は62億3470万円に上る。「選手村のメインダイニングでは栄養や宗教性に配慮した食事を、カジュアルダイニングでは啓発のために日本食を主に提供している」(同社広報室)という。

 スポーツイベントとのつながりが深く、長野冬季五輪(1998年)や日韓W杯(2002年)などでも給食サービスを提供。19年のラグビーW杯も担当した。広島カープの本拠地であるマツダスタジアムでは観客向けの売店から試合前の選手の食事まで一括管理している。スポーツ業界の給食サービスといえば「ここ」といった存在だ。

「エームサービスは国内では、国際イベントのケータリング事業の最大手。五輪規模となると、他社はノウハウを持っていないから競争できない。いわば1社独占の状態です。契約上は競争入札での発注・受注ですが、今回の東京五輪では入札前に受注側の関係者が組織委に出向しているケースがある。ノウハウを知る人間を集めないと、コンペで競わせても、どの社が良いのか評価できないからです。発注側に受注側のスタッフがいるため“出来レース”とのそしりは免れませんが、かといって、ノウハウに乏しい業者が受託して失敗するよりも、はるかにマシなのです」(イベント事業に詳しい大会関係者)

 エームサービスの大株主は大手商社の三井物産(50%)と、米大手サービスのアラマーク社(同)。ア社もまた、給食サービスの最大手で五輪との歴史は古い。数ある大会の中で初めてアスリートへの食事提供を契約したのが同社だ。




長嶋顯志
@higorouninn

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2021-09-01 13:50:20

(出典 @higorouninn)