天才を素直に認める人こそ天才、つんくは凡人ではなくあなたこそ天才です。


つんく♂ 路線変更を余儀なくさせたのは宇多田ヒカル「は!?何これ!?」と絶句
 音楽プロデューサーのつんく♂(52)が15日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。自身は「凡人」と強調するつんく♂が衝撃を受けた2人…
(出典:スポニチアネックス)


音楽プロデューサーのつんく♂(52)が15日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。自身は「凡人」と強調するつんく♂が衝撃を受けた2人の天才について、パソコンでタイピングをしながら説明した。
 まず1人目は「Mr.Children」の桜井和寿(51)。つんく♂の「シャ乱Q」と同期デビューだったが、なかなか売れない「シャ乱Q」に対し、“順風満帆”に見えた「Mr.Children」。つんく♂は「桜井君は常に意識していました。Mr.Childrenの方がどんどん売れて、先に100万枚売れて僕も若かったので“悔しい”とは思いたくない」と打ち込んだ。

 そのうちに「桜井を天才にしてしまった方があきらめがつくんです。というのも、僕は天才には悔しいという感情を抱かないんですよ。悔しいという感情を抱かない相手というのが天才。おそらく彼らにも僕には見えない努力があって積み上げてきたからこそ今がある。単に天才だから空から降ってきた曲を歌ってるんじゃないって今は思います。才は違うけど、いろんなものを積み上げてきた人、今はそう考えられるようになりました」と笑顔でタイピングした。

 その後、「凡人が天才に勝つため」とたゆまぬ努力で曲作りをしていたつんく♂の前に、また新たな天才が登場した。モーニング娘。の「Memory 青春の光」の時に、「本物のR&Bに少しでも近づいたろ」とニューヨークでレコーディングも行い「今、こんなR&Bを書ける作家はほかにいないだろ」と思えるようになった時のことだった。98年に宇多田ヒカル(38)が15歳でデビュー。聴いた瞬間「あ、違うな、と思いました」とつんく♂。「は!?何これ!?って絶句でした」と当時を振り返った。

 さらに、宇多田の曲と歌を聴き「R&B的なもので勝負したらあかんわ、と速攻、脳を切り替えました」とし、王道のJ-POP路線み切り替えて生まれたのがモー娘。最大のヒット曲「LOVEマシーン」だという。モー娘。のメンバーたちの「集団の“才”です」とつんく♂。

 また、番組MC・予備校講師でタレントの林修(55)から「最近のアーティストの中で天才だと思った方は?」と聞かれたつんく♂は米津玄師(30)の名を挙げ「突如出現して巨大化したモンスターのようなイメージです」と説明。「おそらく彼も世間が知らないだけで、絶え間ない努力や苦労をしてきたと思います。しかし当時の僕の目には、出現の仕方や売れ方が天才的に見えました」とした。

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