◆大相撲九州場所７日目（２０日、福岡国際センター）

　一人横綱・照ノ富士（伊勢ケ浜）は、前頭３枚目・妙義龍（境川）を小手投げで退け、７連勝とした。立ち合いで右をきめるようにガッチリ抱えると、豪快に投げ飛ばした。大関・貴景勝（常盤山）は、前頭３枚目・隠岐の海（八角）を立ち合いから一気に押し出す完勝で７勝目を挙げた。全勝は照ノ富士と貴景勝の２人だけとなった。

　ご当所場所に臨む熊本出身の大関・正代（時津風）は、前頭４枚目・宝富士（伊勢ケ浜）との立ち合いで右の上手を取られたが、もろ差しにすると危なげなく寄り切り、４勝目をつかんだ。

　中日は照ノ富士が平幕の遠藤（追手風）、貴景勝が小結・逸ノ城（湊）、正代が妙義龍戦に臨む。